バス停でまってる

この世は身分制度だな。わたしはだいすきなひとのかのじょではないので『会いたい』と言える立場ではない。この場合のヒエラルキーの頂点にいる彼のハニーは料理が下手で小柄で笑顔が最高に可愛い人だった。わたしは身分をわきまえなければいけない『会いたい』といってはいけない。昨日早く帰った理由もメールの内容もぜんぶ教えてくれなくっていいっていってるのに彼の幸せは暴力みたいだほんとうにこの世は格差社会だった。