座禅
一生懸命がんばれ、今日も昼過ぎまで寝てしまった。人というのは脳というのはすごいな起きている必要を感じないと１日を効率よく自動的に短くする。
私は絵のことを考えている、毎日毎日、毎日毎日毎日毎日考えているのに何一つ描けない そんな日が梅雨のようにしとしとダラダラ続いていて私はとうとう絵を“描く”のではなく“考えている”状態から足が痺れて立てなくなった
よしやるぞという絵、心が悶々としてドカンと爆破してしまいそうなだから俺は描くんだというようなメラメラと燃えるなんかもこんな混ざりきった溶き卵みたいな毎日じゃあまず火種がないなとおもった
昨日お世話になっている画廊ですごく描き込んである絵を観たいいのかわるいのかわからなかったただ描き込んであるなと思ったとなりのお客さんがスタンディングオベーションというくらい絶賛しているから すごいんだとおもった
きっと私のすきな人や先生はこういう絵がすき。同じ学校の子達はもう少し違くてオーガニックがすき。画廊を巡って冷暖房完備されてる部屋でタダ菓子を食べに来てる高架下のホームレスは「目が悪くてわからん」と言った。
絵のことを考えるたびに生活にはいらないって実感するホームレスが言っていたこと私には良くわかる、お菓子のが大切なのも当たり前のことすきじゃないかも怖いなまだ考えたりないだって私は絵がすきに決まってるよね
