2014-07-01から1ヶ月間の記事一覧

バス停でまってる

この世は身分制度だな。わたしはだいすきなひとのかのじょではないので『会いたい』と言える立場ではない。この場合のヒエラルキーの頂点にいる彼のハニーは料理が下手で小柄で笑顔が最高に可愛い人だった。わたしは身分をわきまえなければいけない『会いた…

昨日の夜ご飯と住んでるマンション

すきな人の血がずっと止まらなくて止まらなくて止めようとおもってギュっと押していたらもっとたくさんでて来て指紋に沿って血は垂れてそれが凄く綺麗でもう止まるなとおもった優しくて最低なすきなひとの血も優しくなくて最高なあたしと同じ色のだった。絆…

夏の虫

夜が始まりましたよ。彼の今日はここから始まるネットサーフィンしてベースを触って彼女とヤる夜中に道を歩く夏の夜はあたしの血と同じ温度。ずっとかんがえてることがあるよかんがえてるだけでくるしいのに最近は不安なことも増えたねえもうすこしいっしょ…

本当は

やりたいことだけやりたいって先生にキレてたいちねんせいのときからもう本当はやりたいことなんてわからなかったはずなのにいまさらになって「ふつうでなにがわるいの、?」って問いに「私もそう思う」と答えてしまうようになってしまった。大物になりたい…

睡眠時間とファンタジー

いくら寝ても眠い彼はきっと病院行きだ。寝ている時に息をしていないのはあたしの呪い。菅野美穂が好きな彼に死角はないから朝昼ごはんを食べてすぐ夜ご飯を食べるきみの生活のサイクルも二重丸。どうかんがえてもきみがすきだよ。どうかんがえてもあたしは…

夜の端っこ

学校へ行ってるかわいい19さいだから世間はわたしを甘く見てよ生きていくうえで不満ばかりが募っていく数学じゃあ解けない反比例は解答用紙に書けないくらい無限大だったから洗剤のいい匂いしたところで悲しくなるだけだったし鉛筆の芯の直径分ずれただけ…

携帯灰皿

ロン毛のバンドマンばっかりだった。ライブハウスでの会話は卑猥どうでもよかったわたしはいまロン毛じゃない人を今すごく好いているから。おしゃべりなバンドマンはすきじゃなかった今日は髪型も服も新調したリップグロスも全部かわいいから会いたかった。…

晴れている

久しぶりに電車に座れた。車窓からは前に女に寄生して生きてるみたいなDJのおっさんに連れてってもらったことがある喫茶店が三秒間だけ見えるどうでもいいけど優しさが怖い人だった。年齢を二歳誤魔化されたがそれでもおっさんはおっさんだった。わたしは…