本当は

やりたいことだけやりたいって先生にキレてたいちねんせいのときからもう本当はやりたいことなんてわからなかったはずなのにいまさらになって「ふつうでなにがわるいの、?」って問いに「私もそう思う」と答えてしまうようになってしまった。大物になりたいとなぜみんな思わないのか、考えていたけどその疑問は根本が無かった周りが先に大人になってしまっただけだったし本当はみんな大物になりたかった。中学校で同じクラスだった窓側一番前の彼女はアニメがすきでいつも一人だった。高校を卒業して声優の専門学校へ通ってる彼女も大物になりたかった。みんな大人になっていく。誕生日の三日前から不安なことは二十歳のなり方がよくわからないこと。いい匂いの好きな人は缶ジュースをおごってくれるだけで人生については説いてくれなかった十代は寿命で死んだから考えなくてもよかった