100円

わすれたくない夢をみてわすれたくないからメモをしたその代わりに電車は行っちゃって遅刻をするさわやかで汚くて青年非行みたいな夢だった夢のなかでもバイトは週四で好きな人は煙草にむせていた年を取るということに異常なまでも恐怖を感じていてその度10才年上のあのおもしろいひとを思い出すわすれたくない夢のなかでは彼の匂いはしないただわたしが好きな歌の歌詞を思い出せないだけだった

一本遅い電車で向かう、夢のなかのわたしが好きな歌がなんだったかもわすれちゃったけど学校にも間に合わないけど今日は駅の真下のミスタードーナッツが100円だった