二番にもなれないくせに


夜中の2時にツタヤにDVDを返しにいった
好きな人はあの子と結婚しないと聞いた

たくさん厚着をしてDVDだけ持って自転車を漕いでいたら涙が出てくる頭にパン生地みたいなのがはいっていてどんどん膨張している三日前までは馬鹿だから嬉しかったはずなのにはやくあの子と結婚しろと思った。私の中の生地膨らんで頭からフツ、フツ、と音がする嫌われないようにウザがられないように違和感のないようにしてきたけど本当に情けないな車道の真ん中を走ったり自転車を倒してとまれの上に座り込んだりしてあの飲み屋の店長がガラス越し呑気に手を振ってきたのをみたらわんわん泣いてしまった