生理

機嫌が悪くって理由なんてなくてでもちゃんとわかっていて順番になってるものがバラバラだと不安になっちゃって手が乾燥しちゃうと悲しくてバイトが毎日あるのが辛くておうちに帰れないのが嫌だった今日は変でマラソンの時いつも過呼吸になるあの子のことや昨日買ってくれたあんドーナツのこと思い出したあたしの目の前で手をヒラヒラさせて意識を確認してくれたとき少し味がした油絵の具の味もした土星の輪っかの話も思い出した土日の予定を教えあいたい過呼吸の子の気持ちがわかるようになった大っ嫌いだったらなちゃんが保健委員のあたしのことを飾りとしかおもってなかったことだって全部思い出した